リハカフェ

第4回リハカフェはテーマ「がんのリハビリテーション」として開催しました。

病院や老健、訪問リハで勤務しているセラピストが集まり、お悩み相談会のような形で行いました。

 

がん患者様、ご利用者様の全身状態の変化がめまぐるしく、じっくりと評価したり環境調整をしている時間もないということもある中で、どのようなことに優先順位をおいて取り組むべきか、トータルペインについての対応はどうしているのか等々、みんなで意見を出し合って考えました。

 

病院勤務の方からは退院する方でどういった人に訪問リハを勧めたらよいかと質問も出ました。

病院で充分にリハをしていてもご自宅に帰られて活動性が低下する方も多いので一先ずは皆さんに勧めて頂けるといいとの話も出ました。

 

国立がんセンター東病院との連携パスについての報告を訪問看護ステーションけやきの木の波多野さんからしてもらいました。件数は少ないものの確かな効果をあげられているので今後も幅広い連携パスの活用が期待されます。

 

勤務しているフィールドは違っても、対象者様にその人らしい生活を送って頂けるように同じ目標に向かう者同士、リハリハ連携をもっともっと進めていきたいと思いました。

 

お菓子をつまみながら気負わず発言していくことがリハカフェの目的でもあるのでのんびりとした雰囲気で開催しております。奇数月の第4金曜日です。今後もみなさまのご参加をお待ちしております。(飯田)